初夏のぽかぽか☀ファーム
お知らせ
2022/05/27
すっかり暖かくなって、お散歩やお出かけが気持ちよい季節になってきましたね。
新緑の桜の木にサクランボを見つけては「食べられるのかなぁ?」と思っている、
コミュニケーターのいほです!
今回はぽかぽか☀ファームの「今」をお伝えします。
まずは千住ネギ。
今までは苗を育てるために高台のような畝に植えていましたが、
3本の畝(①~③)の間に立てかけるように植え替えました。
<植え替え前>
<植え替え後>
この後、成長に合わせて畝の土をネギにかぶせていきます。
「なぜそんなことを?」って思いますよね。
これは長ネギの白い部分を長く伸ばすための技なんです。
一説によると、
安土・桃山時代に関西方面から持ってきた葉ネギ(上から下まで緑色の細いネギ)を栽培したのが江戸のネギ栽培の始まりだと言われています。
当時は青い部分を食べていましたが、環境の違う関東ではすぐに枯れてしまうため、
だんだんと土に埋まっている白い部分を食べるようになりました。
可食部(食べる部分)を増やすためにあえて土に埋まる部分を増やしたというわけです。
昔の人の知恵と工夫はすごいですね!
そんな千住ネギの畝に突然ナゾの穴が!
実は“スズメが砂浴びをした跡”なんです。
砂浴びも水浴びも羽についた汚れや虫を落とすお風呂の役割があるそう。
多くの鳥は砂浴びか水浴びのどちらかしかしないのですが、
スズメは両方とも行う、数少ない鳥だそうですよ。
私たちと同じでお風呂タイムはリラックスタイム。
スズメもぽかぽか☀ファームでゆっくり羽を伸ばしてくれていたんですね。
続いては亀戸ダイコン。
去年の冬に無事収穫まで終えた亀戸ダイコンですが、
1本だけ植えたままにしていたものがあります。
それがこの春、花を咲かせました!
みなさんはダイコンの花を見たことはありますか?
白くて小さくて、かわいい花ですね。
ダイコンは、気温や日差しなどの条件がそろうと
根(私たちが普段食べている部分)に栄養分をため込む期間から、
その栄養分を使って花を咲かせて、次世代につないでいく期間に切り替わります。
ダイコンもスズメも身近なものですが、改めて調べてみると面白い発見がありますね。
ぜひ、がすてなーにへ遊びに来て、
みなさんの身近な不思議やナゾを、発見!ナルホド!に変えてくださいね♪
これまでのぽかぽか☀ファームの活動はこちらをご覧ください。