7月のごあいさつ
お知らせ
2021/07/02
梅雨真っただ中ですね。
あと少しで暑い暑い夏がやってきます。
今年の夏もマスクは必須!!いかに快適にマスク生活を送れるか、去年の経験を思いだしながら工夫していきたいですね。
そんな暑い中、涼を感じる行事が、7日にやってきます!
Q1.では、その行事とは何でしょうか??
①夏至
②七夕
③彼岸
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正解は・・・
②七夕
七夕は、織姫・彦星の星物語として知られていますね。
中国から伝来した、織女星(しょくじょせい)・牽牛星(けんぎゅうせい)の伝説と、『乞巧奠(きこうでん/きっこうでん)』の風習(女性の裁縫などの上達を願う祭)が、日本古来の『棚機つ女(たなばたつめ)』の信仰と習合したものとされています。
天の川に輝く琴座のベガが織姫で、鷲座のアルタイルが彦星、白鳥座のデネブを結んだものが「夏の大三角形」と呼ばれ、夏の星座を探す目印になっています。
現在の7月7日は、梅雨明けしていないことも多く、星空もよく見えないことが多いですが、旧暦の七夕は現在の8月なので夜空もきれいだったのでしょうね☆
空にいる織姫や彦星に、短冊に願いごとを書いて、笹に吊るしたことがあるという方も多いと思います。
お店や駅などでも、七夕飾りを見かける機会も増えてきましたね。みなさんは、なにかお願い事をしましたか?
たなばたさまという唱歌にも、短冊のことが出てきます。
ささの葉さらさら
のきばにゆれる
お星さまきらきら
きんぎん砂子
五しきのたんざく
わたしがかいた
お星さまきらきら
空からみてる
Q2.では、五しき(五色)とは、何色のことをさしているのでしょうか?
①青・黄・黒・緑・黄
②白・赤・青・黄・ピンク
③青・赤・黄・白・黒
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正解は・・・
③青・赤・黄・白・黒
この色は、古代中国で成立した、陰陽五行説に基づいています。(青の代わりに緑、黒の代わりに紫を使うこともある)
お寺などでも、この五色でお堂の周りを色どっていたりしますよね!
この五色は、色彩や方位、季節、人間精神など、さまざまな事象に当てはめられています。
青…木、東、春、仁(思いやり、情け、いつくしみ)
赤…火、南、夏、礼(社会生活での定まった作法・型)
黄…土、中央、土用、信(まこと、嘘がない、偽りがない)
白…金、西、秋、義(条理、行うべき正しい道に従うこと、道理にかなうこと)
黒…水、北、冬、智(ちえ、賢い)
それぞれの色には意味があるので、願い事を書く短冊の色にもこだわりたくなりますね。
勉強ができるようになりたい!という願いなら、智の黒い(または紫)短冊、お姫様みたいになりたい!という願いなら、礼の赤い短冊、みんなが健康でいられますように!という願いなら仁の青い短冊など、自分の願い事にあった短冊を選んでみてはいかがでしょうか?
しかし、七夕はもともと機織りや裁縫の上達を願う行事です。物が欲しいというような願い事ではなく、手習い事の上達を願う方が良いとされています。
四季折々の行事には、行事食というものがあります。お正月のお節料理や、七五三の千歳飴、大みそかの年越しそばなどが一例です。
Q3.では、七夕に食べるものとは?
①そうめん
②月見団子
③かぼちゃ
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正解は・・・
①そうめん
少し意外かもしれませんが、七夕行事食はそうめんなんです。
そうめんのルーツは、中国伝来の索餅(さくべえ)という小麦料理だといわれていて、後醍醐天皇の時代(在位1318-1339)、宮中における七夕の儀式で供えられたという記述があります。
その後索餅は、舌触りの良いそうめんへと変化していったのですね。
まだまだ閉塞感がある毎日が続きますが、今年の七夕は夜空を見上げ、行事食であるそうめんを食べ、心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?
がすてなーにの屋上からも、都会にしては広い空を見ることができます。ぜひ、空を見上げに来てくださいね☆お待ちしています。
(夜景は見れませんが、きれいな夕焼けはご覧いただけると思います!)
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A.1 ①夏至…二十四節季のひとつ。2021年の夏至は、6月21日。 ②彼岸…9月20日~26日。
A2. ①青・黄・黒・緑・黄…オリンピック・シンボルの色。これは、5つの大陸の団結とオリンピック選手が集うことを表現している。
②白・赤・青・黄・ピンク…戦隊ヒーローでよくある色。
A3. ②月見団子…十五夜、十三夜の行事食。
③かぼちゃ…冬至の行事食。ハロウィンではありません!