もしも!に備えて~AED操作訓練~
お知らせ
2021/02/12
がすてなーに ガスの科学館ではお客さまの安心・安全を守るため、非常時に備えた各種の訓練を計画的に実施しています。
今回は「AED操作訓練」についてご紹介します!
AEDとは「自動体外式除細動器」の略称で、心室細動(心臓のけいれん)により全身に血液を送ることができなくなった
心臓に対し、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための、とても優れた医療機器です。
商業施設や地下鉄など、街中でも目にすることが増えましたね!
とはいえ、理解はしていても実際に使えるかどうかは別問題です。
そこで、もしもの際に落ち着いて正しい操作が行えるよう、館員は定期的に訓練を行っています。
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倒れている人を発見!半身がマヒしている可能性もあるため、必ず両肩をたたいて声掛けを行い、意識や呼吸の有無を確かめる。
発見者は大声で周囲の人を集め、119番通報とAED搬送を別々の人に依頼。分担して救命活動を開始!
AEDが到着するまで、胸骨圧迫(心臓マッサージ)による救命処置を続ける。1分間に100回程度、休むことなく行うので、とても大変だが、ここがポイント!
電極パッドを貼り付け、心電図解析。電気ショックの必要性はAEDが判断。電気ショック後も、救急隊に引き継ぐまで、or呼吸や意識回復まで胸骨圧迫を継続!
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倒れている人のために何ができるのか、どうすれば救命の可能性を少しでも上げることができるのか、館員一人ひとりが改めて学ぶことができました。
心臓や呼吸が止まると、時間経過と共に救命率はどんどん低下するため、日頃から訓練などでAEDを実際に使用し操作に慣れておくことが大切です!
もしもの時に備えて、がすてなーに ガスの科学館では、今後も継続してAED操作訓練に取り組んでまいります。
安心してご来館してくださいね。
※本訓練はマスクやゴム手袋の着用及びAED器具等の消毒、可能な限りのソーシャルディスタンスの確保など、新型コロナウイルス感染拡大防止に努めて実施しております。