どこでも!がすてなーに Vol.1
~LNGタンカーってなーに?~
お知らせ
2021/04/23
まだまだ自由にお出かけがしづらく、おうちで過ごすことも多いですよね?
そんなみなさんへ、今年度がすてなーにのホームページでは、おうちや近所の公園など、好きな場所でがすてなーに発信のコンテンツで楽しんでいただけるように、
【どこでも!がすてなーに】というシリーズで、楽しいコンテンツを発信していく予定です。
第1回目の今回は、ぬりえにチャレンジしてみましょう!
この船はLNGタンカーといって、海外から都市ガスの原料である天然ガスを運んでくる船なんです。
LNGタンカーには、いくつか種類があって、東京ガスでは、自社管理船として2種類、10隻を保有しています。
エネルギーホライズン≪独立球形タンク方式(モス型)≫
エネルギーイノベーター≪自立角形タンク方式(SPB)≫
では、ここでみなさんに問題です!
もとは気体の天然ガス。海外から日本に運ぶ際に、ある工夫をしています。その工夫とは何でしょうか?
①冷やして液体にする
②温めて軽くする
正解は…
①冷やして液体にする
天然ガスをマイナス162度まで冷やすと液体になり、体積が1/600まで小さくなります。
そこで、一度にたくさんのLNGを運ぶことができるのです!
液体になった天然ガスのことをLNG(Liquefied Natural Gas)といいます。
LNGタンカーは、海外から片道7日~10日ほどかけてやってきます。
LNGタンカーなど、船の航海速度には、【ノット】という単位がついています。
東京ガスの自社管理船、【エネルギーホライズン】の航海速力は、19.5ノット。
どれくらいの速さなのか、他のものと比べてみましょう。
思ったよりも速いですか?遅いでしょうか??
【エネルギーイノベーター】の全長は、299.9m。横に並べると、東京都庁(243m)と東京タワー(333m)とのちょうど真ん中くらいなんですね。
この1隻で1回に運べるLNGの量は、165,000㎥。約25万8千件のご家庭が1年間で使用するガスを、一度に運んでくることができるんです。
がすてなーにでは、タンカーの精巧な模型が展示してあります。
ぜひがすてなーにへ見学に来て、タンカーのひみつを探ってみてください。
オリジナルのタンカーをデザインして、みなさんの知識の海へ航海に出てみませんか?