みなさんこんにちは！

先週のクロスワードパズルには挑戦していただけたでしょうか？

さっそくこたえあわせをしてみましょう！

 

 

キーワードは【ハルイチバン】でした。

 

みなさんは、春一番という言葉を聞いたことはありますか？

 

春一番とは、立春（2023年は2月4日）から春分（2023年は3月21日）の間に初めて吹く、暖かく南よりの（やや）強い風のことをいいます。

（やや強い風とは、風速10ｍ/秒～15ｍ/秒未満の風のことを言います。）

 

では、ここで問題です！

 

Q1 春一番は、日本各地で吹く？

　①はい

　②いいえ

 

正解は・・・②いいえ

春一番が発表されるのは、九州南部、九州北部、中国、四国、近畿、東海、関東、北陸の8つの地域なのです。北海道や東北には春一番がないのですね。

東北でももちろん春一番の条件に合う風が吹くことはありますが、その後すぐに冬型の気圧配置になり、北西からの季節風が吹いて冬の寒さに逆戻りすることが多いのです。

春一番は、東北地方にはなじまないため、発表されないのです。

また、春一番の条件は、地域によって異なります。

 

 

 

Q2　春一番の風速は、風速10ｍ/秒以上である

　①はい

　②いいえ

 

正解は・・・②いいえ

九州南部、近畿、東海、関東では風速8ｍ/秒以上の風、中国、四国、北陸では風速10ｍ/秒以上の風と定義されています。

 

地域によって、春一番の風速も違うのですね。

風速8ｍ/秒の風が吹くと、海ではに白波が多く目立ち始めます。

風速10ｍ/秒くらいで大きな波ができ始め、陸上では傘をさすことが難しくなります。

風速15ｍ/秒を超えると、風に向かって人が歩こうとしても歩くことができず、中には転んでしまう人が出てきます。シャッターがガタガタ揺れたり、屋根瓦が飛んで行ってしまうこともあります。

 

 江戸時代、長崎県の漁師が海で漁をしている際に強風によって船が転覆し、53人全員が遭難してしまったという事故が発生しました。この頃からこの時期に吹く強風のことを、漁師の間で、春一番と呼ぶようになったそうです。

船を多数転覆させるほどの威力なんですね。

 

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さて、今月のがすてなーにのススメでご紹介した風力発電は、どれくらいの風速で発電するのか覚えていらっしゃいますか？

なんと、風速10ｍ/秒～25ｍ/秒！！つまり、春一番くらいの風で発電するんですね！

 

再生可能エネルギーは気候に影響されるので、この機会に季節との関りを考えてみると、再生可能エネルギーの利用が身近に感じられるかもしれませんよ？

 

これからの時期、低気圧の影響で春一番並みに風が強い日が多くなります。がすてなーにへ遊びに来る際は、どうぞ気を付けてお越しください。