10月31日は何の日??
お知らせ
2018/10/24
すっかり涼しくなって、秋らしい日が続いてますね。
間もなく10月も終わりますね。
ところで皆さんは、10月31日が何の日だかご存知ですか??
【ハロウィン!!】という声が聞こえて来そうですが・・・
実は、この日は【ガスの記念日】でもあるんです!
●都市ガスの炎●
明治5年(1872年)10月31日、横浜の大江橋から、馬車道、元町通にかけて、十数基のガス灯が灯されました。
この日を記念して、10月31日をガスの記念日としているのです。
ガス灯が世界で最初に誕生したのは、1792年のイギリスです。
スコットランドの発明家、ウィリアム・マードック(ムルドック)が世界で初めてガス灯を灯しました。
その20年後の1812年、ロンドンで最初のガス会社ができました。
日本にガス灯がやって来たのは、イギリスで初めてガス灯が灯ってから、80年ほど後なんですね。
当時の人々は、提灯や行燈の光を頼りに夜は生活をしていました。そんな人々の目には、ガス灯のあかりはとてもまぶしく映ったようです。
江戸時代が終わり、横浜は急激なスピードで西洋文化を取り入れていきました。
めまぐるしい変化に恐怖を抱いた人もいて、ガス灯は西洋人の魔法だ!という噂もあったようです。
料理やお風呂など、何かを温めるというイメージが強いガスですが、都市ガスの最初の利用方法は、街の明かりだったのですね。
勉強の秋、ふだん使っているガスについて、調べてみてはいかがでしょうか?
がすてなーにの炎のふしぎギャラリーでは、明治時代のガス灯を復元したものを見ることができます。
●炎のふしぎギャラリー入口●
●ガス灯●
●マントルの樹●
ぜひ、ガスの科学館の炎のふしぎギャラリーへ、お越しください♪