オススメ!がすてなーに その3 ~おいしくて便利なガス機器の歴史!~
お知らせ
2023/10/25
みなさんこんにちは。
食欲の秋ですね。ご飯がおいしくて、ついついたくさん食べてしまうアスカルです。
我が家では、ガス炊飯器を使っていますよ。
ガスの直火でおいしいご飯が炊けるのはもちろんですが、モチモチ加減やおこげの具合など好みの仕上がりに設定できるところも気に入っています。
今は炊飯器があるのでスイッチひとつでご飯が炊けますが、昔は薪や炭を燃やし「かまど」でご飯を炊いていました。
しゃがんで火をおこしたり、すすが出て室内が汚れたり、ご飯の支度は大変な作業だったんですね。
明治35年には、東京ガスが発明した日本初のガス機具特許品「ガスかまど」が誕生しました。
輸入品が多かった時代に、お米を主食とする日本人の食生活にあったガス機具として商品化されました。
立ったまま作業ができるので、楽にスムーズに動けるようになりましたし、
すすや煙も出にくいので室内も汚れなくなりました。
台所の環境が大きく変わった画期的な出来事だったんです。
がすてなーにの歴史ギャラリーには、昔実際に使われていた「ガスかまど」の実物展示がありますよ。
この商品は、昭和41年のカタログに登場したものです。
これがやがてはガス炊飯器へと発展していきます。
昭和に入り開発されたガス器具の中には「卵ゆで器」や「食パン焼き器」もありました。
西洋の生活が取り入れられてきた時代ですね。
これは、昭和初期の「卵ゆで器」です。
構造はしゃぶしゃぶ鍋のようになっていて、正面には温度計がついています。
温度を確認しながら調理できるようになっていたんですね。
これは、昭和30年の「食パン焼き器」です。
こちらも、がすてなーにの歴史ギャラリーに実物展示があります。
ふたを閉めて焼けるので、ピザトーストなども調理できたんですよ。
今ではガスコンロのグリルで、「トースト」を焼いたり「ゆで卵」を作ったりできますね。
両面焼きグリルでは食パンを裏返す手間もなく、外はサクッと中はふんわり美味しい「トースト」が焼けます。
みなさんは両面焼きグリルで「ゆで卵」を作ったことはありますか?
知らない方が多いかもしれないので、作り方をご紹介しますね。
①卵をキッチンペーパーで包んで水でぬらす
②キッチンペーパーごと卵をアルミホイルで包む
③上下強火で約10分加熱する
④消火後そのまま庫内に約5分置く(余熱利用)
お湯を沸かす必要もなく、簡単なのでぜひ試してみてくださいね。
がすてなーにの「歴史ギャラリー」には、調理機器以外にも様々なガス機器が展示されています。
昔実際に使われていたガス機器や、現在のガス機器を見学しながらガスの歴史を学ぶことができます。
ぜひ、実物を見に来てくださいね。
ご来館をおまちしています☆
(歴史ギャラリーについてはこちらもチェック)