がすてなーに ガスの科学館

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がすてなーにのススメ 其ノ参拾弐~SとNの明るい関係~

お知らせ

2023/01/06

みなさんこんにちは。
夜空を見上げてを見るのが好きな、コミュニケーターのアスカルです。
は空気が澄んでいてが綺麗に見えますよね。


一度は見てみたいと思っているのが「オーロラ」です!

現代では、オーロラは北欧やアラスカ、カナダなどの極地でしか見られませんが、
かつては日本の北海道などでも見られたそうです。いつか見てみたいなあ。



幻想的な光のカーテンのようなオーロラですが、これは自然現象。

大自然のなかの電気現象なんです。
この自然現象は、1600年代に「オーロラ」と命名されました。


あの幻想的はいったい何なんだろう?


1700年代以降になると、オーロラの発光は、電気によるものであり、地球の磁気に関係することだと分かってきました。


では、電気磁気ってどんな関係なんだろう?


みなさんは「電磁誘導」を知っていますか?中学校の授業で勉強しますよね。


電磁誘導とは、導線の金属のなかにある自由電子が磁石の磁力の影響で決まったむきに流れはじめると、電気が発生する(電流が流れる)ことです。
1831年にイギリスのファラデーが発見しました。


発電機は、この電磁誘導の法則を応用して作られているんです。


身近なところでは、自転車のライト。みなさんは自転車に乗りますか?

自転車の発電機にも、この原理は使われているんですよ。
タイヤの回転を利用するものと、車軸の回転を利用するもの、2つのタイプがあります。


例えば、タイヤの回転を利用する発電機「リムダイナモ」のしくみは・・・

①ペダルを踏むとタイヤが回転し、その動きが回転軸に伝わる
②回転軸とつながっている磁石が回る
③磁石が回ると、コイルが受ける磁力が変化して電気が生まれる


自分で自転車をこぐことで、電気を作り、ライトを点灯させているのです。
電気作り続けるって大変ですよね。無駄にせず、大切に使いたいですね。


「がすてなーに」の電気ってなーに?」というコーナーでは、電気のしくみについて考えることができます。


 

まず、自分でハンドルを回すと、コイルの中で磁石がクルクル回ります。


コイルに電気が生まれ、蓄電池にたまっていきます。
 ⇒ 


スイッチを押すと、その先にある電球はどうなるかな? 蓄電池の中の電気はどうなるかな?
 ⇒ 

ぜひ、がすてなーにで実際に体験してみてくださいね。
普段は目に見えない「電気」というエネルギーの流れを、分かりやすく見ることができますよ。

電気にはさまざまな発電方法がありますが、火力発電所では、天然ガスなどを燃やして
発電機につながったタービンを回し発電しています。
の力を利用してタービンを回す発電方法もありますね。


がすてなーにの1階展示室には、太陽光など再生可能エネルギーを利用した発電方法を
体験できるコーナーもあります。

ぜひ、展示室の街に明かりをともしてくださいね。
みなさまのご来館をお待ちしています!