がすてなーにのススメ 其ノ拾八
~私たちができる地球温暖化対策って?~
お知らせ
2021/12/10
みなさんこんにちは。
12月に入り、毎朝寒いですね。
朝お布団からなかなか出られない、コミュニケーターのくみくみです。
今回、私がご紹介する展示は「地球温暖化対策ってなーに?」です!
地球温暖化の原因と言われている二酸化炭素の排出ですが、実は普段私たちが生活していく中でたくさん排出されているのを知っていますか?
この展示は、地球温暖化の進行を防ぐために、二酸化炭素の排出をできるだけ少ないものに置き換えよう!と、体験しながら考えることができるんです。
まず、地球温暖化ってみなさんは聞いたことがありますか?
最近では、地球の気候変動等について話し合うCOP26が11月に開催されていたこともあり、耳にした方も多いのではないでしょうか?
地球温暖化とは、地球全体の平均気温が今までよりも上がっていく現象のことで、地球温暖化が進むと猛暑や大雨などの異常気象が増加したり、世界中の自然や暮らしに様々な影響が出てしまいます。
なぜ地球全体の平均気温が上がっていくの?
原因は、温室効果ガスが増え続けているからなのです。
そもそも私たちが生活している地球は、太陽からの光や熱で暖められています。
太陽からの熱の一部を吸収して地面を暖め、余分な熱は宇宙に放出され、そして地面から放射される熱を大気中にある温室効果ガスが吸収し、大気を暖かく保っています。
地球には一年中暑い国もあれば寒い国もありますが、温室効果ガスのおかげで地球の平均気温は14℃前後に保たれており、もし温室効果ガスが全く存在しなければ熱はすべて宇宙に逃げてしまうため、マイナス19℃になってしまうそうです。
温室効果ガスはないと困るけど、増えすぎると大気が熱を蓄えやすくなり、地球の気温がどんどん上がって地球温暖化が進んでしまいます。
なんだか、毛布みたいですね。
1枚の毛布ならちょうどいい暖かさだけど、10枚毛布をかけられたら暑くなっちゃいますよね。
温室効果ガスは、大気中に微量に含まれている二酸化炭素・フロン・メタンなどのことをさしますが、そのなかでも二酸化炭素は私たちが生活していく中で大量に排出し、地球温暖化に大きな影響を与えています。
私たちのどんな行動が、二酸化炭素を排出していると思いますか?
たとえばエアコンや照明を使うとき。
電気の多くは石炭や石油・天然ガスなどの化石燃料を燃やして作られ、作られるときに二酸化炭素を排出します。
電気をたくさん使えば、その分二酸化炭素もたくさん排出されることになります。
また、毎日出るごみ。
ごみを清掃工場で処理するときにも燃料を使い、二酸化炭素が排出されます。
そして自動車など乗り物を動かすためにも燃料を使い、二酸化炭素を排出します。
少し考えてみただけでも、私たちの生活と二酸化炭素の排出ってかかわりが深いですよね。
今までの生活をしながら二酸化炭素の排出をゼロにするのはなかなか大変でも、少なくすることはできるんです☆
テレビを観ていないときは消すことで電気の使用量が減り、ご飯を残さず食べれば出されるごみも減ります。
寒い日はお鍋など温かい料理を食べるのもオススメです。体の中からポカポカして、暖房の使用時間を減らせるかもしれません。
他にも、普段使っているものを二酸化炭素排出の削減につながるものに置き換えることができるので、ぜひ展示を体験して自分だったら何ができるか考えてみてください。
体験して難しいところがあったら、展示室にいるコミュニケーターに声をかけてくださいね。
また、東京ガスグループが取り組む地球温暖化対策もパネルでご紹介していますので、ぜひ見てみてください。
ご来館お待ちしております!!