がすてなーにのススメ其ノ伍
~10月31日は何の日?~
お知らせ
2020/10/30
みなさんこんにちは。
虫や動物、特にチョウとマヌルネコが大好きなコミュニケーターのももです。
展示室等でみなさんがエネルギーや暮らしのことを調べたり、考えるお手伝いをしています。
ところでみなさん、10月31日は何の日でしょうか?
イギリスが発祥で…
おばけ?魔法?
暗闇に灯るあかり…
といえば、そう、
『ガスの記念日』です!
10月31日はガスの記念日なのです!
1872年9月29日に日本で初めて都市ガス事業として横浜にガス灯が灯りました。
当時は旧暦でしたので、現在の太陽暦に合わせ10月31日が、日本の都市ガス事業の始まりの日として
『ガスの記念日』となりました。
ガス事業発祥の地、イギリスで1812年にガス灯が灯ってから60年後、日本でもガス灯が灯り始めたのですが…。
電気もなく、ろうそくや灯明で夜を過ごしてきた当時の日本人にとっては驚きの明るさで、おばけだ、魔法だと怖がる人たちもいたそうです。
街の明かりとして使われ始めた都市ガスは、約150年後の今、
家やまちの中であたりまえに色々なことに使われています。
一体、人々の暮らしはどんな風に変わっていったのでしょうか。
そこでおススメなのが歴史ギャラリーの年表です!
人々の暮らしと都市ガス事業の150年の歴史が詰まっています。
おススメのポイントを紹介しますね!
①ヨコとタテ
ヨコにみると、「日本のあゆみ」など、各項目ごとに時代の変化をみることができます。
例えば「お客さま件数」をヨコにみると、あれ?急に減ってまた増えてる!?
どうしてなのか、そのまま年表をタテに見て、同じ時代辺りの「日本のあゆみ」「東京ガスのあゆみ」を
確認するとその謎がとけます。
人々の暮らしと、共にあったガスの歴史だからこその楽しみかたです。
②展示室とのつながり
年表には、下の写真のような「くわしくは1階展示室○○コーナーへ」という目印があります。
この目印をみると、年表で紹介している内容について、詳しく見学できる展示が分かるようになっています。
例えば写真の目印にある『LNGバリューチェーン』について、
この部分の年表では、都市ガスの原料であるLNG(液化天然ガス)をいつごろ、なぜ日本で使い始めたかなど、
LNGの歴史を紹介しています。
そして、1階展示室『LNGバリューチェーンってなーに?』に行くと、
LNGがどんなものなのか、どうやって届けられているのかなど、LNGの今を紹介しています。
年表と展示室を見ると、都市ガスの今と昔を深く学べるんですね~!
紹介した2つ以外にも色々な楽しみ方があるので、みなさんのお気に入りの見方を見つけてくださいね。
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歴史ギャラリーの年表は2019年までしか書かれていません…。
ここから先はどうなるのか!?それは都市ガスをはじめとするエネルギーを使っている私たち次第…。
この年表の先、エネルギーの未来をつくっていくのはみなさんなのです!!
と、突然言われても未来のことを考えるのは難しいかもしれません。
ですが、エネルギーの今や昔を知ることは、これからのことを考える時に、きっと大きな手がかりになるはずです。
今年の『ガスの記念日』はがすてなーにで都市ガスの歴史を知り、現在の暮らしを見つめ、エネルギーの未来をソウゾウしてみませんか?
もちろんガスの記念日以外の日にも、みなさんお会いできるのを楽しみにしています!