がすてなーにのススメ 其ノ参
~発見!ガス器具のヒミツ~
お知らせ
2020/09/26
こんにちは!
お菓子大好き!ハロウィンが待ち遠しいコミュニケーターのたっきーです。
普段は展示室でお客さまのご案内をしています!
みなさんは、がすてなーにの1Fにある 歴史ギャラリー を知っていますか?
ここでは実際に使われていた、昔のガス器具を展示しています。
大人なら「なつかしい!」子どもなら「なんだこれ?!」となってしまうものがたくさん!
めずらしいガス器具も展示されているんですよ!
今回はひと味ちがった楽しみ方として、この 歴史ギャラリー で見つけることのできる 3つのヒミツ を教えましょう!
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ヒミツ①
壁掛式草花飾付下向ガスランプ(かべかけしきくさばなかざりつきしたむきガスランプ)
昔、ガスの炎は明かりとして使われていました。
ちなみにこのガスランプは明治時代のものなので、100年以上も前からあるランプなんです…!
お花のようなランプシェード(かさ)がかわいいですね!
でも飾りをよ~く観察してみると…
草花の飾りが上下逆さまなことに気づきましたか?
実は、もともと上向きのガスランプだったんです!
上向きガスランプの場合、まわりを明るく照らすことができますが、手元で本を読んだりするには少々薄暗いのです…。
明かりとしてもっと使いやすくするために、下向きに変えたとされています。
その結果、飾りの向きも逆さまになってしまったんですね。
★★★このガスランプのぬりえをダウンロードすることができます!くわしくはこちら★★★
ヒミツ②
ハンフレー65号ストーブ
大正時代に使われていたガスストーブで、中には白い石のような スケルトン が並んでいます。
スケルトンをガスバーナーで熱すると、赤くなって熱を持ち、部屋をあたためてくれます。
現在は、ガスの炎であたためられた空気をファンで送る、ガスファンヒーターなどが主流です。
昔と現在とでは、あたため方も変わったんですね!
では、ストーブの下部分に注目してみましょう。
模様の中になんと「OFF・ON」の文字があるんです!
これはガスストーブに火をつける時、ガス栓の開け閉めをするためのレバー。
ガス栓を開けるときは「ON」、閉めるときは「OFF」にします。
模様の中に文字を入れるなんて、おしゃれですね!
ヒミツ③
ウェッジウッド社製ガスレンジ
全体が白く、おしゃれなガスレンジ!
オーブンのフタの内側には、オーブンを使う料理の温度や調理時間などが英語で書かれています。
「なぜ英語?」と思うかもしれません。
実はこのガスレンジ自体、海外でつくられて輸入されたものなのです!
当時輸入されたものが長く大切に使われていたため、現在でも歴史ギャラリーで見ることができます。
しかし!ここはしゃがんで下の部分に注目してみましょう。
『東京ガス』の隣に赤い★マークが。見つかりましたか?
拡大すると…中に「G」の文字が!
実はこれ、昔の東京ガスのマークなんです!
赤い★マークの中に、ガス(GAS)の「G」が書かれています。
明治時代から使用されていましたが、1985年の東京ガスの創立100周年をきっかけに現在のマークに変わりました。
現在の東京ガスのマークはこちら。
みなさんも、まちの中やテレビ、がすてなーにのリーフレットなどで見たことがあるのではないでしょうか?
ちなみに、昔の東京ガスマークは歴史ギャラリーに展示されている他のガス器具にもついていることも!
よ~く探さないと見つからないものもあるので、じっくり探してみてくださいね。
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今回は歴史ギャラリーの 3つのヒミツ をご紹介しました。
がすてなーにに来た時には、ぜひ自分の目で確かめてみてください!
さらに、もう一つの東京ガスの企業館である ガスミュージアム ではもっとたくさんのガス器具が展示されています!
Webサイトでもガス器具を見ることができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
★★★『ガスミュージアム』Webサイトはこちら★★★
以上、がすてなーにのススメでした。
次回もお楽しみに!